企業の不正から考えること 

ここ最近、企業の不正発覚が止まることを知りません。

東洋ゴム工業、スバル、日立化成、日産、神戸製鋼 etc。私も誇らしく思っている日本を誇る名門企業の不正が次から次へと出てきています。悲しくなるニュースです。そのなかでも個人的に気になるのが後から出てくる同内容の不正です。後出しのようであまり良い気持ちにはなりません。

また不正が発覚したあとは、最近スポーツ業界でも騒がした「危機管理対応」となりますが、経営陣が危機管理領域を学問としてしっかりと学んでいたとしても実際には聴衆が納得のいくように対応するのは難しいのが現実です。メディアはなかなか危機管理対応について良い評価をすることはありません。この問題群は簡単には論じることが出来ないとても難しい問題だと思います。

経営に不正はつきものなのか。もちろんそうでないと思っていますが、私たちコンサルタントはこのような時だからこそこの問題について深く考えなければならないと思料しています。